個人事業主やサラリーマンで副業をされている方がどのように節税を行えばいいのか、そして節税対策を行う際の注意点は次のようなものがあります。

■個人が出来る節税対策
・経費の見直しや青色申告
まず節税対策としては経費を見直すことです。どこまでが経費なのか、どこからが経費でないのかということを明確にして、経費を使って節税を行うということも一つの手法です。例えばパソコンを購入したり、個人用だったスマホを事業用にも購入したりということもあげられます。その他にも青色申告を行うことで節税を行うことが可能です。青色申告では複式簿記での記帳や帳簿の保管、そしてe-Taxでの申告を行う、という条件のもと最大で65万円の青色申告特別控除を受けることができます。この制度を活用することで利益が出ても納税額を抑えることが出来ます。青色申告が出来るのは事業所得、不動産所得、山林所得がある方になります。

■節税対策の注意点
節税対策の注意点としては、次のようなものがあります。

・節税だけを考えすぎない
節税はあくまで無駄な税金を支払わない、ということを心掛けることであり過度に「税金を支払わないようにどうするか」ということを考えることではありません。あくまで身の丈に合った適切な節税に心がけましょう。

・節税＝経費の増加であることを認識する
節税は経費を使うことで税金を減らしていきます。そのため、節税を行う＝経費が増えるという認識でいないと、キャッシュフローの悪化につながることがあります。

ガクヤ税理士事務所では京都市、宇治市、大津市、大阪市を中心に「法人の決算申告」「不動産相続」「節税対策」などといった税務相談を承っております。「節税対策」に関してお困りのことがございましたらお気軽に当事務所までお問い合わせください。